折ってみた。

ガガガ文庫には、ガ報なる小冊子が挟まれておりまして、
その中に「ここガ知りたい!ガガガ特捜部」というコーナーがあります。

毎月読者からいただいた質問を、作家がそれぞれ答えていくものでして、
先月11月号の質問は、こんな感じ。

「なんで、自己紹介のときって、絶対と言っていいくらい「特技」を聞かれるのでしょうか。そんな人に自慢できる程のものなんてありゃあしませんよ!先生方は特技を聞かれたらなんてこたえますか?教えてください!」(栃木県・ブルベリガイ・17歳)


ブルベリガイくん……君すごい名前だな。
〝ブルベリガイ〟ってなんだい。モビルスーツ? 青そう。

それはさておき、僕はこう答えてました。


「割り箸の袋で四羽繋がった鶴が折れますが、見た目気持ち悪く、だいたい引かれるので人には言いません。」


どゆこと、と思うでしょ?

ということで、 折 っ て み た。

四天王のひとり「鶴太郎」

見えますでしょうか、先端にくっついてるのが赤い一羽目。



四天王ふたりめ「鶴次郎」

続いて二羽目。前後がくっついてます。



三人目「鶴子」四人目「鶴りん」

三羽目と、四羽目。飛べやしないよ。



我ら折り鶴四天王

これが全体。



ねじれていやがる

……やだなんか、ゴミみたい……。

な?
地味だろう?




しかし我々を甘く見ない方がいい。

食らえくちばしアタック

繋がれば力も四倍。
その身に刻め、我ら鶴兄弟の恐ろしさを――。




しかしやられたのは四天王の中でも最弱

ぎゃあ!!
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