出会ったときにはもう、盗まれたあとかもしれない。

友人が妊娠した――という事実を、劇団ひとりの口から聞くという、切ない夢を見ました。
本当にやな奴だった劇団ひとり。へらへらへらへらしやがって。
夢だけどさ。


しかし私は考えるのです。
夢とは荒唐無稽な仮想を疑似体験できる素晴らしいツールであって、つまり夢を見ている当人は大真面目なわけです。

ホウキでロンドンの夜空を飛んだときは全然ファンタジーなんかじゃなく、本当に、本当に恐くて、枕のヨダレを拭きながら、もう二度とホウキで空は飛ばないと誓ったものでした。

まあほぼ悪夢ばっか見ているような気もするのですが、ビートルズの名曲「イエスタディ」などが夢の中で作られたように、大切なインスピレーションを授かることもあるようでして、

なんとこの間、降ってきたんですよ。夢の中で。


炎を生み出す能力者、水を操る能力者たちのチームにおいて、さらに特質な能力を持つ主人公――ちくびを操る能力者の物語。舞台はニューヨークっぽかったから、きっとアメコミ風かな?


え?
ちくびで戦うのかって?

違う違う、操るって言っても、人のちくびをね?
自分のちくび操ったってしょうがないじゃない?
まあ、他人のちくび操ってもしょうがないけどな。


残念なことに、どういった展開になるのか謎のまま、夢から覚めてしまいました。
このちくび使いが男なのか女なのかもわかりません。
ひどいよね、夢。
どう膨らませればいいんだろう、これ。

ただ、タイトルだけは決まっていたのです。



――〝ちくび泥棒〟。
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2 Comments

めそ  

奴はとんでもないものを盗んでいきました。

あなたのちくb(ry

2010/10/06 (Wed) 20:31 | REPLY |   

カミツキ  

クラリスだめー!
そいつにだけは、惚れないでー!

2010/10/07 (Thu) 16:29 | REPLY |   

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