さーむい。

今日の日差しは暖かかったですね。

ということで、
仕事をさぼってコンビニの証明写真ボックスの陰に隠れ、だらだらしておりました。



ふと見れば隣で紫煙を燻らせる20代後半とおぼしき男性が――その足のつま先にはスケボーを敷いております。
ニット帽にパーカーというラフな姿で、休日のスケボーを楽しんでいるのでしょうか。

器用に足を使って立たせたボードの裏には、ハートのプリントがありました。
あらキュート。



ふとつらつら考えるのです。



スケボーって楽しいのだろうか。

乗って滑るだけじゃないのでしょうか。

その年齢になっても遊べるくらい、エキサイティングな遊戯なのでしょうか。

彼はなんでしょうか。
例えば近所のコンビニへ行ってくらあってな時にもスケボーを抱いて玄関から飛び出すのでしょうか。


……うむ。では、スノーボードは楽しいのでしょうか。

サーフィンは?
芝スキーは?

だって乗って滑るだけだぜ?


あれ……?
じゃあ僕は一体、何を楽しいと感じるのでしょうか。


自我がゲシュタルト崩壊しかけたところで、ハート柄のスケートボーダーは駆け出し、ジャンプし、飛び乗って、颯爽と池袋の街に消えて行きました。


なるほど楽しいんだろうな。


スケボーとか、リア充! って感じしますもん。
スノーボードもサーフィンも、リア充! って感じしますもん。

僕はスケボーもスノボーもサーフィンも、一度も経験したことありません。
今度教えてもらいたいものです。

芝スキーならあるけどな!





さて、今度は事務所のベランダの陰に場所を移してだらだらさぼっていましたところ、
階下を横切る車道を、また別のスケートボーダーが疾駆して行きました。


なんだ。
流行っているのかい、スケボー。

一緒に仕事しようぜ。へい。
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